残るのは「合う着物がない帯」です。
というか、着物先輩に指摘されるまでは、その帯に合う着物がない、とは思っていなかった。
(何故なら、この帯と江戸小紋だけは唯一呉服屋さんでセットで買ったものだから)
とりあえずこれで合う、という「逃げ」コーデ、
この色にはこれが合うはず、という「思い込みコーデ」の典型例(爆)。
そして、当たり前だけどぐっとくるものがなく、この帯の出番って1~2回しかなかった。
自分の見る目を棚に上げ、
「買い物、失敗した」
と、帯を悪者にしていました。
が、着物先輩監督のもと、うちのタンス中ひっくりかえしても、
この帯をわざわざ締めなくてはいけない必然性のある着物がない。
色は合わせやすい色のはずなのに・・・
着物の難しさに、またしても途方にくれた瞬間でした。
で・・・実は、その帯をお預けしていたのです、着物先輩に。
だってもう、私には手も足も出ないんだもん!(涙)
むしろ、うちでタンスの肥やしになっているくらいなら、
誰かに活かしてもらった方がいい。
そしたら、着物先輩が、次々素敵コーデを!
今までで一番この帯がかっこよく見えた・・・
携帯を握り締めて、呆然。
この帯の実力を初めて見たよ・・・(ダメ持ち主)
そして、私の一番好きな組み合わせで、
実際にお召しになってくださいました。
悔しいほどに、私よりはるかにこの帯が似合う(爆)。
そして、しっくりくる。
帯も着物も活きている。
帯自体は「とてもいいものよ」と太鼓判を押してくださったので、
少しでもこのコーデに近付けるような、この帯と合わせられる素敵着物と出会える日を
楽しみにしていよう。
あせらずに、それまでは、小物、小物。
(帯揚、帯締の効き方がニクイほど!↑)
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