こんなに急に見送ることになるなんて
思いませんでした。
気持ちの整理も、当たり前だけど全然つきません。
夜通し怖くて携帯握り締めてて、
早朝、容態が芳しくない連絡をもらって、
朝の検査後に見舞いに行くことになったものの、
直後に容態急変との連絡があり、
即座に病院にかけつけたときには、
もうたぶん、きっとダメだったんだと思います。
酸素呼吸器と心臓マッサージ。
トノの口元は血に染まってた。
肉球も真っ白だった。
肺に水がたまっている、といわれて、吸引されていて、
点滴にも色んな薬を次々入れてて、
何度も電子音のアラートが鳴って、
どんなに撫ででも、呼んでも、だめだった。
しっかりしろ、って先生が何度も云ってた。
私が着いてからも1時間以上心臓マッサージを続けて、
先生から、遠慮がちにもう無理だと告げられた時に、
やっぱり、と。
ごめんね。怖かったね。痛かったね。苦しかったね。
病院に連れて行ったのがよかったのがわるかったのか
わかりません。
こんなことになるなら、家で見送れた方がトノにはよかったのかも。
スミは、あれだけトノを探していたのに、
帰ってきたトノには近付こうとしません。
もう違うものなのか。
お気に入りの場所の1つ、黒猫ベッドに寝かせてると、
いつものままで、
今すぐ起きてきそう。
おかんにシーバねだりにきそうだよ。
昨日の今頃、膝にのってゴロゴロいってたのに。
夜も元気にご飯平らげてたのに。
私の膝に手をかけて寝ていたのに。
本気でありえない、こんなこと。
先天性の心臓疾患があって、
そのための血栓ではないかといわれました。
それが本当かどうかは今はもうどうでもいい。
4日、自分の誕生日に見送ることに決めました。
泣き過ぎて頭痛いくらいなのに、
手配をすぐ思い出せたのは、
一昨年、友達から以前教えてもらっていた、
もしものときの連絡先のことがあったから。
こんなに早く電話することになるとは
思わなかったけれど、
教えておいてもらって、よかった。
トノを見送りに来てくれる人たち、本当にありがとう。
また元気なトノに会ってほしかったけれど、
最後のお別れになってしまいました。
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