自己流着物歴3ヶ月。
丸2日の関西着物道中はいろいろな気付きになりました。
自分なりの着付けのコツがつかめたのは大きな収穫。
知人の着付けの師匠は、
「和服のおしゃれは、やせ我慢を楽しむこと」
とおっしゃったそうです。
夏は暑いし、服と比べても動きにくいし、実用面ではさっぱりでは
あるけれど、
それでも、背筋を伸ばして、嫌なところに焦点を合わすのではなくって
その状態を楽しむ。
その姿勢が、女性らしい美しさを感じさせるのだそうです。
もちろんそんな境地にはほど遠いのですが、
みそっかすの私を大いに励ましてくれるアイテムを
Sさんがプレゼントしてくれました。
こんな帯留初めて見たー!
綺麗綺麗、可愛い!これ1つあるだけで、着物の主役が
帯留になります。
私が着ていた縞の木綿の単は、
着こなしようによっては地味にも無難にも転びやすいのですが、
これ1つをあしらうだけで、一気に華やぎます。
意外にも、いろいろな帯に合わせやすいのは、
主張しすぎない落ち着いた色合いのなせる技。
この白帯にはあつらえたように似合って、
Sさんのセンスに脱帽。
帯留のおかげか、あちこちでやたら帯を誉めてもらえました(笑)。
(ありそうでない桜柄に獅子の木綿の帯)
京都はguichesのオリジナル帯留。
他にもいくつか種類があるそうですが、このビース付きの
薔薇モチーフはとても人気で、
入荷してもすぐ売れてしまうレアアイテムなのだとか。
お店の女の子は淡いピンクの薔薇モチーフをつけていて、
お気に入りでこればっかりつけてしまう、と笑っていました。
近日楽天にショップもオープン予定とかで、目下要注目。
お店全体のセンスもかなり好み。
歩けば棒に当たる勢いで着物SHOPがある京都の街。
各お店のセンスやこだわりが光り、
伝統だけでない創造力もあって、とても楽しい。
とはいえ、今回見れたお店は序の口で、
まだまだ膨大な着物のお店が京都にはひしめいている
わけですが・・・
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