したてり~な先生から、
芥川龍之介の短編の中の猫の描写について、
教えていただきました。
--------------------------------------------------
(※青空文庫より冒頭引用)
明治元年五月十四日の午過ぎだつた。
「官軍は明日夜の明け次第、東叡山彰義隊を攻撃する。
上野界隈(かいわい)の町家のものは々何処へでも立ち退いてしまへ。」
さう云ふ達しのあつた午過ぎだつた。
下谷町(したやまち)二丁目の小間物店、
古河屋政兵衛の立ち退いた跡には、台所の隅の蚫貝の前に
大きい牡の三毛猫が一匹静かに香箱をつくつてゐた。
(引用終わり)
--------------------------------------------------
珍しい牡の三毛猫!?
猫の箱座りのことを、「香箱をつくる」なんて風流な
言い方があるんだ~!
ということで、スミトノ香箱特集(?)です。
子ども時代は香箱座りも似合ってるんだけど、
オトナのトノはだらりのファイティングポーズが似合ってる気がするにゃー。香箱はやはり猫のスミの方がお似合い。
投稿情報: Hiroko | 2007-04-02 15:16
Hirokoさん、こんにちは~!
最近、小説で三毛の牡、という表記を立て続けに2作見ました。
そんなに・・・いる?
みけきち嬢も香箱座り、お似合いそうですね~。
確かに、スミの方が圧倒的に多いですし、
マッチしてます、香箱座り。
トノは、なんというか、ええと(笑)。
投稿情報: yuki_yu | 2007-04-02 21:21