英会話のレッスンでは(そろそろ1年近い!)、
先生は私に喋らせようとするから、
先生から話題を切り出すことはとても珍しい。
でも、この日は違った。
何か、とてもseriousな話題がされているのだと、口調でも感じた。
知らない単語が連発されるから、
なんとか辞書も駆使しながら理解したのは、
先生の愛馬が、
鉄条網にひっかかった怪我により破傷風にかかり、
安楽死された、という内容。
■Private Lesson:1/19 先生の馬とFrends
いつもおだやかで明るい先生の声も、この日だけは違った。
その牝馬の名前はBlaze。
見せてもらった写真は、栗毛で、顔の真ん中に白いラインがあって、
あどけない可愛い顔をした子。
でも、Blazeという名前は随分勇ましい。
南アフリカでも、破傷風はとてもレアな病であること、
馬はその体が大きすぎるために、
安楽死という選択をしなくてはならなかったこと。
飼い主の手で命を終わらせなければいけなかった、
その辛さは、
目の前で、先生に「もう駄目だと思う」と云われて、
頷くしかなかった、私のあのときの苦しい瞬間と比べられるものではないけれど。
・・・辛い。
直前にトノを亡くしたばかりの私には、このことは他人事とは思えなくて、
先生の声も泣き声だった。
先生が、授業だというのに私にこの話をしたのは、
きっと、トノのことがあるから。
先生も、後で
I know that you can empathise because you lost your cat recently.
と。
小さな島国の日本でも、
遠く南アフリカの農場でも。
当たり前のことなんだけど、
私にも、先生にも、突然に起こった大事な家族を喪う悲しい出来事は、
とてもとても辛くて、
同じようにひどく悲しい。
せつない・・・飼い主の手で安楽死なんて・・・悲しすぎる。
大切な家族を失った悲しみ、はかりしれないものだけど、
考えたくないけど、いつか来るお別れ。
うちのルー&カイは元気ではありますが、
ものすごい速さで年齢を重ねているのを思うと
当然人間より早く旅立ってしまうのはわかってる。
でも、でも、お別れは考えたくない。
ずっとそうやって逃げてきたけど、
でも家族になってくれたからには最期の最期まで
しっかり見てあげたい。yuki_yuさんや英語の先生のように
ちゃんと最期まで看取ってあげたいと、
今、本当にそう思います。
Blazeのご冥福心よりお祈りもうしあげます。
投稿情報: ガウガウ☆ルーク | 2009-01-21 00:42
ガウガウ☆ルークママさんもご存知、Ros先生です。
Blazeの話をしてくださって、
共有できる相手と思ってくださったことが、一飼い主として
嬉しかったです。
でも、とてもショッキングで重い内容でした・・・
私は、最期まで飼い主として責任もって、と頭では理解してても、
その瞬間のことなんてまるで考えたことがなくて(まだ2歳だし)、
新米猫飼いとしてあたふたしている毎日だったのに、
あまりにもトノのことは突然で、
病院の椅子に座りながら、この辛さも知らずにのんきに猫飼いを決意
した2年半前の自分を罵ってました。
でも、どれだけ想像しても、この辛さはわからなかったろうな、
とも思います・・・
あれからもう20日、看取って、見送って、しっかり前を向いて
笑っていられるのも、
大事な2年半があったからで、また色んな人に支えてもらって
いるからだとしみじみ感じています。
ガウガウ☆ルーク の一家のあの愛情あふれる毎日なら、
これからだって毎日楽しく、いつかくる日も何の心配もないと
ガウガウ☆ルーク一家ファンの私は勝手に思ってます♪
Blaze has left us with many happy memories and will live in our hearts forever.
とは、先生の言葉。
私も、トノに同じように感じます。
投稿情報: yuki_yu | 2009-01-21 01:41