この1ヶ月のスミの変貌は、目を見張るものがある。
2年半一緒に暮らしてきて、
こういう子だ、と思っていたことも、
実は違ってたんじゃないか、と思わされることが度々。
私の中で、スミトノの力関係は
スミ>トノ
だと思ってた。
いつも喧嘩をしかけるのはスミで、
トノは負けて(いるように見えて)、対抗はするものの、
よくスミに首根っこを噛まれたまま逃げてた(ように見えた)。
私がトノをかまっていると、
かなりの確立でスミがやってきて、割り込んでくるし。
でも、そうでもなかったのか・・・?とも、今になって思う。
今のスミは、常時おかんの側についてきて、
おかんが何かしていると、こっちを向けとばかりに鳴き、
かまってかまって、とアピールし、
そんなにがんばって疲れないかい?というくらいの甘えぶり。
前も甘えん坊だと思っていたけれど、
今のこれがスミの本質なら、
前はトノに遠慮があったり、
暗黙の内のテリトリーがあったんだろうか。
そして何より、
トノが、スミをずっと甘やかしてあげてたんだろうか。
トノは、どんくさいから、
一生懸命遊んでも、おもちゃを捕まえそこねてばかりだし、
ワイヤーバードの動きにつられて、全然関係ない場所でジャンプしたり、
スミが横から参加すると、
すぐに諦めて(?)長い様子見タイムに入りがちだった。
(そこが可愛いのですが)
だから、なんとなくスミトノはおもちゃで遊ぶとき、
一緒に、というよりも交互で遊ぶ感じだった。
今のスミはおもちゃへの反応も、すごい。
こんだけ走ったり、ジャンプしたりって、子猫の頃以来じゃないか?
トノがいない今が退屈だからなのか、
前はやっぱり多少はトノへの遠慮や分担があったのか。
そして、トノが好きだったおもちゃに、
前は一緒にスミも遊んでたくせに、見向きもしなくなったものもある。
一番の変化は、添い寝。
スミは、添い寝をしない子で、基本私の足元か、別の場所に隠れて寝る子だった。
前の家では押入れ、去年なんて、IKEAのチェスト内が定位置で、
おかんは寂しい思いをしましたよ・・・
添い寝をしてくれるのはトノの役目。
もっふもふの幸せをくれるのも。
まだ小さい頃は、スミトノが一緒に寝たりして、
おかんの目を和ませてくれたけれど、
大きくなるにつれ、お互いに居場所に距離ができたのか、
一緒にひっついていたり、一緒に寝ていたりする光景は
滅多に見れなかった。
なので、スミは添い寝嫌いな子だと思ってたんだけど。
最近のスミは、添い寝命。
おかんが寝るそぶりを見せると、
不思議なコース(おかんの上を通れば来れるのに、わざわざ外側を回ってやってくる)
で枕元にいそいそとやってきて、
おかんの腕枕でしばらくふみふみをしたあと、横になってすやすや。
背中に抱きついても嫌がらない。
一晩中、一緒にいる。
トノがいるころ、こんなこと一度もしなかった。
トノの方が、本当は強かった?
トノの居場所であるおかんの添い寝場所は、
スミが来れない場所だったんだろうか。
そして、毛繕い。
とにかくトノは神経質だなぁと感じるほどに毛繕い好きで、
ブラシが嫌いという、
毛玉トラブルが起きないかおかんは気が気じゃなくて
(毛玉用おやつは無視されましたよ・・・)
心配だったのだけど、
スミは見ていてもあんまり毛繕いをしない子だった。
それが最近、せっせと毛繕いしているのを見る。
前より、顔をいじられると気持ちよさそう。
そうだよね、いつもトノがやってくれてたもんね。
トノは、スミが舐めにくると、
その倍は舐め返してあげて、毛繕いしてあげてた。
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