沢山の猫Blogやmixiの猫コミュを見ていて、
「ペット」について色んな価値観があることにも気付かされる。
どれが正解で、どれが間違いとは、いえない。
病院へ行くか行かないかの判断も、
どんなご飯を与えるかの選択も、
どういう風に暮らしていくかも、
それぞれの飼い主の価値観次第だ。
(※最低限の命に対する道徳観は必須)
でも、あらためてトノのことで胆に据え直したのは、
どこかのトピで見かけた、この言葉。
「命にはお金がかかるのです」
ということ。
毎日のご飯、
日々のトイレ、
毎月の保険、
毎年のワクチン、
その他のグッズ諸々なんかは、
当然、想定範囲内の必要最低限の費用。
(もちろん避妊・去勢手術も)
でも、ひとたび病気になれば、
診察や検査、薬代で万札が飛び、
入院すれば数万円、
手術をすれば数十万円。
(私の場合は、引越しも?)
犬に比べて、
猫は比較的安易に家に来てくれる(という気がする)。
そのせいか、
こうした費用についても、安易な書き込みを時折見かける。
でも、そのことを想定しておかないと、
なんだか、とても不幸な気がする(猫も、飼い主も)。
命はお金に代えられないからこそ、
十分に気持ちもお金も覚悟しておかないと、
いざという時に余計に、精神的に苦しむことになる。
人間にとって都合がいいだけの命なんて、あるわけがない。
命と一緒に暮らす、というのは、
得るものが大きい分、
相応の責任と重みが伴う。
普段が幸せな分、
しっかり自覚しないといけない、とあらためて思う。
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