作中に、主人公の一人であるフリーライターが、犬猫の殺処分について取材する場面がある。
K・Nの悲劇
思わずページを繰る手を止めたのは、日本では、犬猫の殺処分の頭数を、人間自身の中絶の数が超えている、という箇所。(この小説は、中絶への問題提起が主題)
日本の死因は、胎児を人として数えるなら、3大死因を差し置き、中絶がトップに躍り出るのだとか。
そもそもの出発点として、生命、命というものに、私たちの意識はとても低いのではないか?
Learn as if you will Live Forever, Live as if you will Die Tomorrow.
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