あの辛くて辛くて悲しい酷い日から、もう2年経った。
おかんは、トノの好物もクセもおバカなところもかわいいところもおかしなところもふしぎなところもぜんぶぜんぶ忘れてないよ。
食器は妹のこの花が使っているけど、金缶のささみとシーバはトノだけのもの。
そっちでおかんの父ちゃんと祖母ちゃんと一緒に、仲良くしててね。
おかんは、自分に都合のいい話を信じるので、そっちで待っててくれたり、時々は会いにきてくれているんだと信じているのです。
526日ぶりに、mixiのプロフィール写真をのせました。
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4日に、父と、トノと、私にと届いた贈り物。
思いがけない、その気持ち。
暖かい気持ちになる。
年末にいただいたお花も一緒に、華やぐ場所。
本当に、ありがとうございます。
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あの時から、31536000秒たったんだ。RENT風にいうと、525600分。
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薔薇モノは、いただいたら残らずトノに進呈するし、お花はあるし、シーバや缶詰や写真もあるしで、
気付いたら盛り盛り状態に・・・
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トノのあの日から丁度半年を数える日、私の父が逝去。
斎場で慌ただしくしている私の元に、父もトノも知る友達から、「トノが待ってるから寂しくないよ」「向こうでトノによろしく」など、携帯にメールが届く。
ずっと傍にいてほしいとか、早く生まれ変わってほしいとか、向こうで待っててほしいとか、残された側は、てんで両立しえない勝手な希望ばかり並べるけれど、父とトノがふたり連れ立って、どこかへ歩いて行く姿は、何故だかすんなり想像できて、切なくて切なくて泣けてしまう。
既に、向こうで父を待つ親しい人達は少なくない。でも、その中で、ピンと尻尾をあげて、傍らを寄り添って歩くトノがいたら、どんなにいいだろう。
いつも手帳に入れていた、一番お気に入りの写真は、御棺に入れてきた。数少ない、父の笑顔の写真。
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スミは毎日、ご飯もよく食べる。おやつも大好き。トイレも問題なし。
毎朝毎晩、かまえかまえと鳴いて、じゃれて、添い寝して。
・・・平穏だ。振り返ると、前はそれだけ心配事が多かったんだな、と思う。
友達が、「明るく書いているからうっかり気付かないけど、 あのBlogって闘病記だよね」と云われて、なるほど、と思う。
トノはあの小さな体で(注:人間から見て)、何度も病気と闘った。猫風邪、膀胱炎、好酸球性プラーク・・・便秘がちだし、肉球に皮膚炎がよく出るし、いつも涙目で、鼻づまり。体はとっても辛かったのかもしれない。
2年半、本当によくがんばったね、トノ。
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先日のクロネコBOXには、けっこうサイズがあります。中には、招き猫他、いろいろ盛りだくさんなものが詰められていて、最後に行き当たったのが、ひっそりと入っていた、フォトフレームでした。
デジタルフォトフレームはあれど、リアルなフォトフレームがなかった我が家。このフレームにぴったりのサイズで、一番大好きな写真を手帳にはさんでいたのを思い出して、早速、飾りました。
いつもはしかめっ面ばかりの父の、明るい表情。いつもはぼんやり顔のトノの、いつになく真剣な目。
何だろう。他愛ないふれあいの場面だけれど、この短い一瞬に、ふたりの間に通じ合った何かがあるようにも見える写真。
私が「いい写真だな」と感じる写真は、どれも、何かそこに物語があるような気がする。切り取られた一瞬を観ているこちらが、その奥を想像する、そんな写真。
またひとつ、にぎやかになった。
・・・というか、なんだか盛りすぎ!?
今日、トノの百箇日。
まだ、100日?
変わったようでも、変わってないようでも、ある。
毎日、トノのことを思う。私の中のトノの居場所はトノ専用のまま。
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薔薇王子のトノは、薔薇のプレゼントに事欠かない。
トノへのお彼岸の贈り物。実は、友達が帰った後に、彼女が置いていった荷物の中に、こっそり入っていたのです。
ありがとう。
このレースの蓋をあけていると、葉っぱ王子のスミに襲われるので(笑)、普段は蓋を閉じています。蓋を閉じるついでに、前のカメラのSDカードに残る、年末から年始にかけてトノを撮ったデータも、一緒に入れています。
PCにはもちろんデータをコピーしているけれど、SDカードはそのまま残しておきたかったので。
あの日から、別猫のごとく性格の変わったスミ。これからも、ずっと同じ生活、ではなくて、少しずつ、いろんなことが変化していくんだと思う。
でも、ずっと一緒だよ、スミトノ。
Learn as if you will Live Forever, Live as if you will Die Tomorrow.
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